定例勉強会 ~素材に触れる 建築素材は建築の命~(大阪本部にて)
<感想カードより>
- 今日は、素材にふれることができて、わかりやすかったです。特に、ドアノブが気に入りました。毎日ふれていると楽しくなりそうです。いいものに触れると体の中がよろこぶ感じがします。(非会員)
- 今日は本物の素材にふれる事ができて、とても参考になりました。手仕事の素晴らしさ、あらためて実感しこのような素材が使用できれば時間を越えて愛していけるように思いました。手間暇かけて作られたモノはやっぱりいいですね。(会員)
- とても興味深いテーマでした。“本物”がいい悪いという前に、もう本物を見て使う機会がどんどん減っているのは本当に残念なことと思います。使う人がなくなれば、職人さんも減っていくのは当たり前で、できるだけその良さを次の世代に伝えていきたいと思います。(会員)
- 実際に触れてみると、感触の違いがよくわかりました。触り心地・重たさ・見た感じ…なかなかこのような体験はできないのでとても良かったです。(会員)
- お話しを聞いてとても参考になりましたが、気分は沈みがちです。隅々に気を配ってパーフェクトな家を望んではいますが、予算がある中でどこまで可能なのか、この先どうしたものか悩みが深まりました。(非会員)
⇒勿論、建設費によって選択は色々違ってきますが本質的な部分は端折らないというのが住まい塾の基本方針ですので、悩みを深めることはありません。(高橋)
- 本物を知らなければニセモノと気づかない。せっかくの家づくりでニセモノに囲まれた家にしたくはないと思いました。(会員)
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仕上げの素材が変わると、その場の空気がガラッと変わります。本物に慣れているとニセモノ(代替品)には違和感やわざとらしさを感じますが、その逆の場合は違いがわからない人が多いように思います。その場の空気の質(空間の質)を高めるには本物の素材を使うことと共に使う分量や素材同士の取り合わせを考えること、良い空間構成と良い素材で相乗効果を生み出すことが必要です。簡単なようでとても難しいです。見ただけで人間は敏感に重量感や質感・温度感を感じとっています。入口は眼(視覚)ですがその人の蓄積した体験が連動して感じ取っているのでしょう。この世に生を受けてからの体験だけでなくもっと深い記憶も連動しているのだと私は思います。(会員)