住まい塾の舎に包まれて「OBと語る」 勉強会は終了しました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
今回は住まい塾の家に長くお住まいのOBの方々のご協力を得て、ご自宅をお借りしての勉強会を開催することになりました。
* 会員の皆さまには、7月第1週に詳しい勉強会案内を発送いたしました。
* 新たに参加を希望される方は、各本部にご連絡ください。詳しい案内をお送りいたします。
▮【東京本部】東京都町田市 鶴川の舎(完成後11年目)
完成後11年経過した住まいの経年変化を見ていただき、住まい手の暮らし振りやこれまで過ごしてきた想いを伺います。
住まいを継承して行くこととはどんなことなのか、参加される皆さんと共に語り合いたいと思います。
既にお住まいになっていらっしゃる住まいでの貴重な勉強会です。
皆さんのご参加をお待ちしています。
▮【大阪本部】京都府木津川市 兜台の舎(完成後36年目)
兜台の舎は、関西の住まい塾で建築した第一棟目の建物です。今では果樹に囲まれ、室内にはその緑を通した爽やかな風が
そよぎ、柔らかな光が差す落ち着いた風情のお住まいです。
今回の勉強会は、兜台の舎の空間を皆さんと一緒に体感し、そのゆったりとした時間を共有したいと思い企画しました。
是非、今も変わらぬ住まい塾の空間でお会いできるのを楽しみにしています。
【東京本部】
今回の勉強会では、11年経過した住まいの様子をご覧いただきました。
完成後の暮らし振りや家族の変化と想いについて、住まいを継承されたご家族の皆さんと施工を担当された北澤建設の早坂社長を囲み、参加された皆さんと共に語り合いました。
既にお住まいになっている住まいでしたので、味わい深さを増した本物の素材(無垢材、左官材)、丁寧な手仕事、穏やかに暮らしを楽しまれてこられたご家族の想い、をお伝えすることが出来たと思います。また、これからどのように住まいを継承し、住み継いで行くことが出来るのかなどについても触れました。住まい塾で設計をされたOBユーザーの方も多く参加され、メンテナンスについてのご質問などもありました。
寄せられた感想カードを読ませていただき、住まいを継承して行くことの大切さは、具体的に実践して行かなければいけない活動のひとつだと実感しました。
文 / 菅谷 輝男
【大阪本部】
第一棟目の建物という事で、たくさんユーザーOB のご家族が集まってくださいました。建築時の担当スタッフから、住まい塾の立ち上げ当初のお話しを、棟梁から今も変わらない無垢の通し柱の木組みのお話しを、そして素材の昔と今などを実物を見ながらお話をしました。
建主さんが常に建物をケアしながらお住まいで、参加された皆さんと『建物をもっと良くしていきたい』という共通する想いで、話が盛り上がりました。
自分たちの家は、建て主より長生きをする家なので、大切にしてきた家をどう守っていけばいいのだろう。次の世代にどう住み継いでいけばいいのだろうと、参加の皆さんから具体的な実状を交えながらお話しがありました。これからの住まい塾の大切な柱となりそうです。
文 / 南野 容子