2022年12月10日(9日)
奈良の舎完成見学会、終了いたしました。見学会にご参加頂いた皆様、ありがとうございました。
抜けるような秋空に恵まれ、もみじの紅葉もなんとか最後に間に合い、楽しいひと時を過ごせました。
これからの奈良の舎での暮らしに想いを馳せながら、いただいた感想の中からいくつかをご紹介します。
** 今日は久しぶりの見学会で、立派なお宅を拝見させていただきました。
棟梁の米松の仕入れなど、苦労されていたんだなあと思いました。木材の高騰、いろいろな材料が不足しているとは知りませんでした。
うちの家も17年経ちますが、米松もきれいになってきて、年々毎にいい色となり、住まい塾で建てて良かったと痛感しています。
【ユーザーOB】
** 広い2階の空間が気持ちの良い建物でした。
木製の外部建具によって外観が柔らかで自然に溶け込み、経年変化を拝見させていただきたいです。門扉・庭園灯・室内の階段の曲線ラインがとてもきれいでした。
設計・大工・建主のマッチングを見せていただきました。【設計者養成塾生】
** 養成塾生です。
奈良の舎は上棟、構造見学会と折に触れ見学させていただきました。
上棟時、景観の良い土地と余裕のある敷地に材が組みあがっていく中、建主さんが米松の雰囲気がお好きな事、難しいと思っていた米松の柱を何とか入手できたことをお聞きしていました。
構造見学会では、お風呂場~洗面所、ランドリールームの動線を東側に一直線にまとめたことや、あえてLDKを2階に配置し、天井高を高く取り、広がりを感じるようにしたことなどをお聞きしました。
私としては1階の個室は収納も多く、部屋の出隅が45度に切られ、通路や空間が広く感じられる工夫もなされているのかなと感じました。
そして完成見学会で拝見した空間は想像以上に素晴らしく、内装、建具、照明、手すり、門扉、すべての細部にこだわりが感じられ、住まい塾らしい素晴らしい豊かな空間になったなと感じ入りました。
皆さんのこだわりと情熱は形になる、いやそれを目指して住まいづくりをしなければいけないなと思いました。
【設計者養成塾生】
文 / 南野 容子