奈良の舎新築工事も最終盤に差し掛かってきました。
長かった大工工事が終わり、左官塗が終わり、今は電気、水道、建具など各種職人さんが器具をつけてくれています。
少しずつ養生が外れていき、たくさんの職人さん達の技と努力の積み重ねが姿を現してきました。
現場で一日過ごすと窓からの光が、いろんな角度に遷り変わり、壁や、木部の様々な美しい表情に気づきます。
新築工事としてこの建物を見るのもあと少しだと思うと、寂しくなってきました。
文 / 南野 容子