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担当した“たてもの”からのお知らせです

一つ目のお知らせ。

今から13年程前に竣工した鎌倉の谷の舎(いえ)に宿泊が出来ます。 

昨今、話題の“民泊”です。 

近くには長谷寺や鎌倉の大仏様があり、鎌倉観光の拠点としても良い場所です。 

建物は、軒の深いいぶし瓦葺きの平屋建て、東京多摩産の木材を造作や構造材に使用しています。こちらの住宅は、《住まい塾》の完成見学会(2009年7月開催)の会場にもなりました。

最大8名まで宿泊が可能です。コロナ禍で外出する事もままならない中、 ご家族や親しいご友人同士でシェアーしてゆっくりと過ごされても良いと思います。 

また、《住まい塾》の空間を実際に体験されたい方にもお勧めです。 

 

❖ airbnbサイトから予約が出来ます。 

二つ目のお知らせ。

東京下北沢にコンクリート打放しの三階建てテナントビルが竣工しました。 

《住まい塾》では、初めてのテナントビルの設計です。 

商店街の通りに面した建物は、道路から少しセットバックして、造園家の栗田さん(㈲彩苑) が床の仕上げに古い大判の御影石を敷き詰め、1階テナントの裏窓には、木の塀に植栽を施してくれました。ロートアイアン作家の松岡さん(㈲アインズ)の門扉と看板。 

コンクリート打放し仕上の外壁に手仕事の造形美が、商店街の通りにやさしく目を引く建築になりました。 

2階、3階は既に入居者が決まってしまいましたが、1階のテナントは入居者募集中です。 

 

 ❖ 東京R不動産サイトURL:https://www.realtokyoestate.co.jp/estate.php?n=14796  

今回、ご紹介した“たてもの”はどちらも想い出深く関わらせて頂きました。 

依頼をされたユーザーとの共感と想いは、造り手にとって大きな原動力となります。 

その気持ちが、真心のこもる建築を生み出すのだと思います。 

 

三者で造ること・・・《住まい塾》の原点の “ひとつ” です。 

 

文  / 菅谷 輝男