自分の作業机のうしろに金魚の水槽があり、週一度の水替え時に手掴みで移し替えるのが癒しになっています。
縁があって自分の自転車に吊るされていた金魚を持ち帰って、大きくなったら伏見疎水に放そうと思っていましたが、
もう4年以上経ってしまいました。
その間に4回も産卵があり、初産の時は300匹以上の稚魚がふ化して驚きました。ネットで調べたらほとんど生き残れないと
書いてあったので、注意深く見守りましたが4匹だけ成長して、今は親と変わらない大きさで泳いでいます。
設計室を(京都市)河原町に移したときに高瀬川に放そうと思ったのですが、冬の川は冷たすぎて、春を待っていたら
鷺や鴨やカモメ等が飛来し危険な気がして(生態系への影響上もよくないので)放せず、今もうしろで泳いでいます。
その後の産卵は、金魚友達の意見で卵の状態で処分しましたが、水替えの時の水温の変化で産卵の時期を間違えるようです。
10日前に5回目の産卵があり、5ミリほどの稚魚が30匹ほど泳いでいるので、また育ててみようかな。何匹成長するかな。
文 / 矢野 茂